狭小住宅 事例 紹介　＜公園の家 ＞ vol.1

弊社のWEBサイトではこれまでに設計監理をさせていただいた住宅の事例を掲載していますが、BLOGではそれぞれのプロジェクトについてもう少し詳しくご紹介しながら、設計にあたって考えたことや背景などを説明していきたいと思います。

まずは、＜公園の家＞について。
敷地は東京都下、幹線道路から少し入った場所にあります。間口 約4m、奥行 約10mという細長い形状です。敷地の両隣りと裏手には近接して家が建っていましたが、正面には公園がありました。

この場所に住宅を設計するにあたって大切にしたのは、建物に囲まれた閉塞感を感じることなく、公園の心地よさを思い切り享受すること。最初に浮かんだのは、公園に向かって伸びる筒のようなイメージでした。そうすることで、狭小住宅でありながら住宅が公園の一部であるような広がりや豊かさを得られるのではと考えたわけです。
.