設計事例 <公園の家>のご紹介 第5回。
建築は暮らす人にとっては住む場所になると同時に、街の風景の一部にもなります。
街や公園の風景と調和するよう、外観デザインで検討したポイントをご紹介します。
外壁と屋根の仕上げを統一し、黒いガルバリウム鋼板を平葺きという張り方で張っています。
一方、駐車スペースやバルコニーは、室内と統一感のある白の塗装で仕上げました。
黒と白のカラーリングはこの住宅の筒型形状を際立たせるとともに、華美になることなく周囲の風景とも馴染む佇まいです。
また、雨樋も屋根の中に収めるなど、細部にまで配慮することでミニマルですっきりとした印象の狭小住宅をつくり上げています。
様々なデザインや工夫を積み重ねることで、住む人の暮らしにも周囲の街並みにもフィットする シンプルな住宅ができあがります。