クライアントのご要望や費用、構造、デザイン性や耐久性、敷地状況など、多岐にわたる条件を整理し、様々な事象との対話を重ねることで偏りのない理に適った建築をつくりたいと考えています。
建築は完成してからも、長い年月の中で使い方や役割、意味が変わっていきます。そんな変化を柔軟に受け止めることのできるおおらかな器のような建築を志向しています。
「やはり建築家に頼んでよかった」と思える建築。つくり上げていくことの楽しさを共有しながら、建築家だからこそできる心躍る豊かな建築をデザインしたいと考えています。
18坪の敷地に建つ地上2階+地下1階の狭小住宅。大きな窓のあるLDKや起伏のある屋上など、小さくても快適な工夫が満載です。
公園の前に建つ、延床面積12坪ほどの小さな家。壁一面の大きな窓が公園と家とをつなぐ、シンプルなデザインの心地良い空間です。
病院の隣地に建つ付属施設。患者や地域の人達に開かれた場として計画されました。地元産の檜がやさしさと落ち着きを感じさせます。
100年を超える歴史を持つ植物専門店<REN>の店舗設計。同社が最も大切にする「活ける」という概念に応えるため、植物の一つ一つを際立たせる方法を模索しました。
目黒駅近くの傾斜地に建つ、築40年以上経過したマンションをリノベーション。透明感あふれるが空間が都心の空に浮かびます。
間口1間(1.82m)の狭小賃貸併用住宅。東京の下町にある町の隙間、路地のような敷地にゆたかな生活の場を生み出しています。
東京都目黒区に建つ賃貸用共同住宅。 多様な文化やライフスタイルが混ざり合う地域にあって、住まい手に合わせて柔軟に様相を変化させていくプレーンで寛容な空間を作りたいと考えました。
マンションの一室を全面改修。躯体を活かした天井や、オークの床、古材を使ったテーブルなど、リノベーションならではの空間です。